コーヒーを自家焙煎してみよう|実は簡単✩3つの道具・やり方・コツ
コーヒーの自家焙煎について紹介します。気になる道具・やり方・コツについて。こだわりの豆で淹れた一杯のコーヒーは、おうちカフェの時間をちょっとぜいたくにしてくれます。豆選びに慣れたら、自家焙煎にトライしてみてはいかがでしょう♡
1. コーヒー豆の自家焙煎に必要な道具
必要な道具は3つだけ
コーヒーの自家焙煎、必要な道具は次の3つだけ。
この3つがあれば、おうちで自家焙煎はじめられます♡
①豆を煎るための鍋
ごま煎り器やカフェパン=小さめのフライパン、小さめの鍋など振りやすいもの。アマゾンなどネット通販で購入できます。
②煎った豆を冷ますための送風機
団扇や冷風機能付きドライヤー、ハンディタイプの扇風機など。
③ザル
煎った豆を冷ますときに入れるザル。竹製でもステンレスでもOK。
2. コーヒー自家焙煎のやり方
コーヒーの焙煎のやり方は火の入り方で8種類に分けられます。それぞれの味に以下のような特徴があります。
【浅煎り】
ライトロースト
コーヒーがうっすらと焦げている状態。香りもコクもほとんどなく、飲用になることはほとんどありません。
シナモンロースト
シナモン色になるまで焙煎した状態。香りもコクもまだ不十分で豆の品質を確認する目的以外に飲まれることはありません。
【中煎り】
ミディアムロースト
茶褐色になるまで焙煎した状態。酸味が強く苦味は弱いのが特徴。フルーティーなフレーバーが特徴の豆の焙煎に適しています。
ハイロースト
ミディアムローストより濃い茶褐色になるまで焙煎した状態。酸味・苦味が引き立ちコーヒー豆のもつ甘味も感じられるようになります。喫茶店や家庭用に多く提供される焙煎です。
【深煎り】
シティロースト
コーヒー豆が鮮やかなコーヒーブラウンになるまで焙煎された状態。
酸味・苦味・甘味のバランスが取れていて、ハイローストと並んで多くの喫茶店や家庭で親しまれている焙煎です。
エスプレッソ用のコーヒー豆として提供される場合もあります。
フルシティロースト
色はダークブランで、コーヒー豆にうっすら油分がにじんでくるまで焙煎した状態。酸味より芳ばしさや苦味が引き立ってきます。
アイスコーヒーやエスプレッソに適しているとされますが、ナッティフレーバーのコーヒー豆をブラックで飲む時に私はこの煎り方を選択します。
フレンチロースト
さらに濃い焦げ茶となり、やや黒みがかった色となるまで焙煎した状態。油分がより顕著となり全体的にツヤツヤとしたてかりが出てきます。
強めの苦味とコク、コーヒー独特の香りが際立ち、エスプレッソやカプチーノ向きとされています。
甘味と香りが特徴のコーヒー豆をブラックで飲む時に私はこの煎り方を選択します。
イタリアンロースト
コーヒー豆の色がほぼ黒に近い状態まで焙煎した状態。濃い苦味と香りが特徴でエスプレッソやカプチーノ向きとされます。
最初は焙煎状態にムラが出たり、思い通りの焙煎状態にならなかったりするしれませんが、コツを掴めばすぐに自分好みのやり方で焙煎できるようになります。
3. コーヒー焙煎のやり方とコツ|失敗しない焙煎方法
コーヒー豆の焙煎はとてもシンプル。火にかけた鍋・フライパンで好みの状態になるまで乾煎りして、その後に冷ますだけ。
いくつか注意を守れば、思い通りに焙煎できるようになります。
焙煎時のチャフ(コーヒー豆の薄皮)
焙煎するとコーヒー豆の薄皮が剥がれます。
薄皮がコンロの周りに散らばらないように中身が見える蓋をしたり、ゴマ煎り器のような網がついた道具を使ったやり方がおすすめ。
焙煎後のお掃除が楽になりますよ。
火加減は控え目に
コーヒー 豆の中心までしっかり火を通すことで、味やコクを引き出すことができます。強火で焙煎すると表面だけが焦げて、味が薄いコーヒー豆に。
火加減を控え目にして表面を焦がさず豆の中心までしっかり火を通すのがコツです。
豆全体に満遍なく火を通すために常に豆を混ぜる
焙煎具合いにムラができると、淹れた時の味にもムラが出てしまいます。
いくつかの異なる焙煎具合いの豆をブレンドするのも楽しいですが、焙煎する場合にはできるだけ焙煎具合いが均一になるようにしましょう。
焙煎後豆をできるだけ早く冷ます
自分好みの深さまで焙煎したら、余熱で焙煎具合いが進まないようにザルにあけて風を送りできるだけ早く冷ましましょう。
コーヒー自家焙煎に挑戦✩
やり方がシンプルな分、コツを掴めばすぐに自分好みのやり方で焙煎できるようになります。おうちカフェをより楽しくするために、自家焙煎にチャレンジ✩