コーヒー焙煎のコツ|失敗しない自家焙煎|道具・火加減・冷まし方

コーヒー焙煎のコツ・道具の選び方・火加減・冷まし方について。コーヒーの自家焙煎、いざ道具を用意しようとWEB検索すると、数万円もするような高価な道具がヒットします。でも、コーヒー焙煎はとってもシンプル。生豆に火を入れて=乾煎りして味(甘味・苦味)・香り・コクを引き出せればOK。高価な道具を使わないお手軽なコーヒー焙煎のやり方・コツを紹介します。

1.コーヒー焙煎のコツ|道具選びのポイント

コーヒー焙煎 3つのコツ

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コーヒー豆を上手に焙煎するコツは、次の3つ。

①コーヒー豆全体にムラなく火を入れる
②極力短時間で火を通す
③豆の中心まで火を通す

そのために、さまざまなコーヒー焙煎用の高価な道具が販売されていますが、高価な道具は用意せず手軽に始めてみましょう。

コーヒー焙煎 3つの道具

①小さめのフライパン

コーヒー豆焙煎のコツを意識しながら道具選びをすると、コーヒー焙煎には、極力小さめのフライパンがおすすめ。

大きいフライパンだとどうしてもコーヒー豆の火の入り方にムラが出てしまいます。少量の豆を小さなフライパンで焙煎すると、失敗しにくくなります。

中でも、チャフの飛び散りを防ぐこともできる蓋つきのごま煎り器がおすすめです。

②風力の大きい送風機

出典:かまわぬ

送風機は焙煎した豆を素早く冷ますことができればどんなものでもOKです。例えば、団扇や冷風機能付きドライヤー、ハンディタイプの扇風機などでも代用できます。

③浅く口の広いザル

ザルは竹製でもステンレスでもOK。素早く覚ますことができる浅く広いザルが◎です。

2.コーヒー焙煎のコツ|火加減・温度。強火でやる?

コツは少量を中火で短時間

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一般的には、コーヒー焙煎は強火&短時間で行う方が良いといわれていますが、強火で焙煎するとコーヒー豆の表面だけが焦げてしまい、豆の中心まで火が通らず、コーヒー豆のえぐみや渋みが残ってしまいます。

一方で焙煎にゆっくり時間をかけてしまうと、豆の表面にシワが寄り、焙煎具合いにバラつきが生じてしまいます。

豆の表面を焦がさずに短時間で豆全体に火を入れるために、一度に焙煎する豆の量は少なくして、小さめのフライパンで焙煎しましょう。

そうすれば、中火で焙煎を行っても短時間で十分にコーヒー豆全体を加熱することができます。

加熱を始めたら直火なら豆全体にムラなく火が通るようにフライパンを細かく振り続けます。IHコンロなら焼きムラができないように菜箸や木べらで手早くかき混ぜます。

直火の場合、チャフに注意

生豆の状態にもよりますが、焙煎時にはチャフ=コーヒー豆の薄皮が剥がれます。

チャフはコンロに散らばり、直火の場合にはチャフが燃えることがあるので、極力蓋をしてチャフが散らばらないようにしましょう。

3.コーヒー豆の中心まで火を通す|火の入り具合の確認方法

焙煎具合は音で判断する

コーヒー豆のもつ味や香り、コクを引き出すためにはコーヒー豆の中心まで火を通す必要があります。

ただ、見た目で豆の中心まで火が通ったか判断するのは大変難しいので、音で判断しましょう。

コーヒー豆の中心に火が通ると豆の内側が膨張して内側から豆が割れてパチッと大きな音で豆がはぜる音がします。

豆全体がはぜた状態が、ミディアムロースト~ハイローストに相当します。

さらに焙煎を進めると、コーヒー豆の中心部がさらにはぜてチリチリと小さいはぜる音がします。

このチリチリという音がほぼしなくなるまで焙煎した状態が、イタリアンローストです。

4.コーヒー豆の冷却|手早く冷ましてチャフを取り除く

自分好みに焙煎したら、余熱で焙煎が進まないように、コーヒー豆をザルにあけ、風をあてて素早く冷ましましょう。

その際、チャフが飛び散るので、シンクの上で冷ますとキッチンの掃除が楽になります。

コーヒー豆を冷ましたら密封容器に入れて保存しましょう。

コーヒー豆は焙煎後から酸化が始まり、時間の経過に伴い風味が落ちてしまうので、焙煎後はなるべく早めに使い切るようにしましょう。

コーヒー焙煎にチャレンジ

コーヒー豆の焙煎はコツさえ掴めばそれほど難しい作業ではありません。自分好みの焙煎で淹れたコーヒーの味は格別です。おうちカフェの時間がもっと楽しく&おいしくなる、自家焙煎にチャレンジ✩

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