若作りと若見えの違い|大切なのは「自分に似合うものを知ること」
今回は若作りと若見えの違いについて。ファッション迷子の50代に向けて、若作りチェックリストを掲載。若作りの対義語、若見えについても。自分に似合うものを知ることで、脱・若作り、脱・ファッション迷子。
若作りとは
若作りとは①古臭い
「可愛かった頃の自分」「人生最大のモテ期」だったころからファッション・ヘアメイクがそのままだと若作りや古臭い印象になってしまいます。
トレンドを取り入れてファッション・ヘアメイクをアップデートすることで、脱・古臭さ。
□若かったころから好きなファッションブランドが変らない。
□若かったころからヘアメイクをアップデートしていない。
□若かったころに褒められた服をいまだに着ている。
□若かったころに買ったブランドバッグや小物をいまだに使っている。
若作りとは ②若い子の服を着ている
大人が若い子の服を無理して着ていると若作り・痛い印象になってしまいます。若い子の服とは若さあってのもの。
いくら好きなブランドでも、ブランドのターゲット層を意識したい。
□20~30代の女の子がターゲットのブランドで服を買っている。
□20~30代の女の子達が読むようなファッション雑誌を読んでいる。
□20~30代の女の子達のファッション・メイクを参考にしている。
□チークを黒目の真下に丸く入れるような若作りメイクをしている。
□ネイルがロング&盛りすぎ。
□自分の娘の服を着ている。
□憧れの有名人女性が自分よりうんと若い。
若作りとは ③モテ服を着ている
赤文字系のファッション雑誌でいうところの「モテ服」をアラフィフになっても着てしまうと大体が若作りな印象に。
アラフィフは「モテ」よりも「上品さ」「上質さ」「清潔感」を重視。
□膝上のフレアスカートやワンピースを着ている。
□小花柄やピンクやイエローのパステルカラーのフレアスカートを着ている。
若作りとは ④言動が幼い
年齢と言動が一致していない人、時々いませんか。見ていて心がザワつく、いたたまれない気持ちになるような…。
幼い言動は、年相応の「上品さ」とは対極にあるもの。
□語尾を伸ばす話し方をする。
□やたら絵文字を多用したキャピキャピしたメッセージを送る。
□上目遣い。
□若い子に張り合う。
若作りとは「痛い」と同義
若作りとは結局「無理してる感じ」「年齢と合っていない感じ」のことで、「無理して若い子ぶっている」ように見えること。
「痛い」といわれることもあります。
若作りと若見えの違い
若見え=若々しい
若作りの対義語「若見え」。若々しいという意味で使われます。無理なく、年相応の美しさ、またナチュラルに若く見えること。
若作りとはどういったものかをおさえたところで、若見えについてもチェックしてみましょう。
若見えとは 「自分に似合うものを知っている」
若見えに何よりも大切なことは「自分に似合うものを知っている」これに尽きます。
大好きなものを身に着けることで得られる自信や幸福感、それだけを重視してしまうと若作りになる危険性が。
若見えにはそれだけではなく、自分に似合っていることが大切ですね。
そして次に挙げるポイントもぜひおさえておきたい☆
若見えとは ①姿勢がいい
アラフィフになっても「あ、きれいな人」と目を惹く若々しい人は、みんな姿勢がいい!特に後ろ姿がきれいです。
ヨガやトレーニングを始めるのも良し、日常生活から意識してみるのも良し。始めるのに遅すぎることはありません。
若見えとは ②口角が上がってる
加齢とともに肌はたるみ、特に口角は不機嫌そうに下がってしまいます。意識的に口角を上げることで表情が明るく、若々しく見えます。
若見えとは ③艶・ボリュームのある髪
その人全ての印象を決めてしまうといっても過言ではない髪。
トレンド感のあるきれいめのコーディネートをしていても、パサパサ・バサバサの毛先では残念な仕上がりになってしまいます。
セミロング~ロングヘアは特に後ろ姿での毛先のパサつきが目立ちます。
さらに加齢とともに減ってくる髪のボリューム。分け目を変えたり、ブローの仕方を変えてみるなど、長年のルーティーンを見直すいいきっかけかもしれません。
ペタンとしがちな前髪はカットで改善することも。悩みを相談・対処してくれる、信頼できる美容師さんを見つけておくと安心です。
若見えとは ④ハリ・透明感のある肌
シミやシワはアラフィフですもの、ある程度あるのは当たり前です。ピンポイントではなく全体的なハリや透明感を目指したい。
アラフィフが頼るべきは美容アイテムのみならず、充実した食生活や睡眠も美肌には大切です。早寝早起き朝ごはんをまずは始めてみましょう。
若見えとは ⑤夢中になれるものがある
仕事でも趣味でも子育てでも、何でもいい。夢中になれるものがある人って、生き生きとしたエネルギーに満ちあふれています。
若作りではなく若見えを目指そう
自分に似合うものを見つけて、脱・若作り。50代が彷徨う「ファッション迷子」からも脱却する機会に。